お客様ビフォーアフター
朝の時間を、髪に奪われないために。
40代後半の女性のお客様です。
お子様のいる毎日は、自分のためだけに時間を使うことが、
なかなか難しいものだと思います。
家のこと、仕事、お子様に関わる予定。
気がつけば、自分のことは後回しになっている。
美容室へ行く時間をつくるよりも、空いた時間に自宅でカラーを済ませる。
そんな選択の背景には、忙しい毎日があります。
だからこそRelieveでは、今ある髪の状態だけではなく、
その方が髪にかけられる時間まで含めて、
この先どうしていくのかを一緒に考えることを大切にしています。
「縛れば何とかなる」が、いつもの髪になっていた。
ご来店時の髪には、ホームカラーを繰り返してきた履歴がありました。
毛先を中心に乾燥やパサつきが見られ、
そこにもともとのうねりや広がりが重なることで、
髪を下ろした状態ではまとまりにくくなっていました。
日常では、髪を縛ることで何とか過ごしていらしたご様子です。
髪を結ぶこと自体が悪いわけではありません。
ただ、「今日は結びたい」ではなく、
「結ばないとまとまらない」から、いつも結ぶ。
そうなってしまうと、ヘアスタイルを選んでいるというより、
扱いにくさを何とかやり過ごしている状態になってしまいます。
今回のお客様は、普段ほとんどアイロンを使われません。
それは、今の髪にとって大切なポイントでもありました。
もし毎朝、うねりや広がりを抑えるために高温のアイロンを繰り返し使用すれば、
カラー履歴のある毛先へさらに熱による負担が重なる可能性があります。
だから今回は、「毎朝頑張って整える方法」ではなく、
頑張らなくても整いやすい髪へ近づける方法を選びました。
なぜ、トリートメントではなくストレートなのか。
今回の施術は、SHAKAを使用したストレートです。
髪にパサつきがあれば、「トリートメントで綺麗にしたい」と考えるのは自然なことだと思います。
もちろん、質感の乱れや広がりを整える目的であれば、
トリートメントが適している髪もあります。
ただ、今回の日常の扱いにくさをつくっていた大きな要因は、
ダメージによる質感だけではなく、髪そのもののクセやうねりでした。
そこへ高価なトリートメントを何度重ねても、
クセそのものが原因となっているまとまりにくさまで十分に整えられるとは限りません。
だからこそRelieveでは、「トリートメントよりストレートが上」とは考えません。
大切なのは、悩みの原因に対して、何を選ぶのがその方の日常に合っているのか。
今回のように、クセやうねりによって毎日の扱いにくさが生まれている方には、
適切に設計したストレートの方が、その後の生活を大きく楽にしてくれることがあります。
特に忙しい方ほど、ストレートには別の価値があります。
サロンで過ごす数時間だけではなく、その後に迎える、何十回もの朝を楽にするための施術。
今回のSHAKAストレートも、そんな目的から選びました。
「結ばなければ」から、「今日は下ろそう」へ。
Afterでは、うねりや広がりが整い、毛先まで自然に収まりやすい状態へ。
毎朝アイロンで一生懸命伸ばさなくても、
乾かすことを基本に、まとまりのあるスタイルがつくりやすくなりました。
今回の変化で大切なのは、艶や手触りだけではありません。
「結ばないと過ごせない髪」から、「今日は下ろしてみよう」と選べる髪へ。
今日は結ぶ。
今日は下ろす。
その日の服や気分に合わせて、自分で選べる。
ストレートは、ただ髪を真っ直ぐにするためのものではありません。
朝の支度にかかる時間を少し短くすること。湿気のある日に髪を気にする回数を減らすこと。そして、髪型の選択肢を取り戻すこと。
そのすべてを含めて、今回の施術だと考えています。
Relieve Perspective
家族を優先する毎日の中で、
自分のための時間はどうしても後回しになりがちです。
だからこそ美容は、さらに時間を使わせるものではなく、
その後の日常を少し楽にするものであってほしいと思っています。
毎朝、髪と格闘しなくてもいい。
鏡を見た時に、少し気分が上がる。
そして、そんな姿を見ているお子様がいつか、
「大人になっても、自分らしくおしゃれを楽しめるんだ。」
そんなふうに感じてくれたなら、とても素敵なことだと思います。
家族を大切にしながら、自分自身のことも少し大切にする。
その姿そのものが、子どもたちにとって「こんな大人になりたい」と思える
一つのきっかけになることもあるのではないでしょうか。
忙しい毎日だからこそ、髪にかける“頑張る時間”を少なくする。
そして、その分だけ、自分や大切な人のために使える時間を増やしていく。
髪と心を、少しだけ軽くする場所でありたい。
そんな想いを、Relieveは何よりも大切にしています。








