お客様ビフォーアフター
『 年齢を重ねるほど、髪型を楽しむ。』
“いつもの定番”から一歩進んだ、50代男性のケアパーマ。
長年、同じヘアスタイルを続けてこられた50代のお客様。
安定した“いつもの髪型”も、その方らしさの一つです。
けれど近頃は、
少しずつパーマスタイルにも挑戦されるようになり、
これまでとは違う髪型を楽しんでくださっています。
ご来店を重ねるごとに、ご自宅でのスタイリングにも慣れ、
パーマの動きを自然に扱えるようになってきました。
お仕事先や同年代の方からも、
「以前より若くなったね」
「同年代の方より若いですよね」
といった、嬉しい言葉をいただくことが増えたそうです。
若く見せることだけを目的にするのではなく、
今の自分に似合う髪型を楽しんでいること。
その気持ちが、表情や雰囲気にも自然と表れているのかもしれません。
まずは、髪を素の状態へ戻すことから。
日頃からスタイリング剤をお使いになっている髪には、
通常のシャンプーだけでは落とし切れない油分や成分が、
少しずつ蓄積することがあります。
このような状態を「ビルドアップ」と呼びます。
髪の表面に蓄積したものが残ったままでは、
薬剤の働きや、仕上がりの質感に影響することもあります。
そこで今回は、施術前にクレンジングシャンプーを使い、
日頃のスタイリング剤の蓄積を丁寧に取り除きました。
パーマをかける前に、まず髪をできるだけ素の状態へ整える。
仕上がりを考えるうえで、この準備も大切な工程の一つです。
前回と同じ髪ではないから、同じレシピを繰り返さない。
今回も、
前回のパーマとまったく同じ薬剤レシピは使用していません。
髪は、ご来店のたびに同じ状態ではありません。
長さや毛量、前回の施術履歴、
日頃のお手入れ、季節による変化、
そして年齢とともに感じる髪の細さや弾力の変化。
その時々の状態によって、必要な薬剤や施術方法も変わります。
前回うまくいったからといって、
今回もそのまま同じ方法が最適とは限りません。
“いつものお客様”だからこそ、
施術まで“いつもと同じ”にしないこと。
その日の髪と向き合いながら、
今回の状態に合わせて薬剤と工程を組み立てました。
パーマが映える、清潔感のある土台づくり。
カットでは、襟足から耳まわりをすっきりと整え、
トップの長さを活かしながら、
パーマの動きが立体的に見えるシルエットへ。
刈り上げ部分とトップのカールにメリハリをつけることで、
清潔感を保ちながら、少し遊びのあるスタイルに仕上げています。
パーマだけで髪型をつくるのではなく、
カットで土台を整えたうえで、必要な場所に動きを加える。
そうすることで、強く作り込み過ぎない、自然な“こなれ感”が生まれます。
動きをつくるだけでなく、髪の土台にも目を向ける。
年齢を重ねるにつれて、髪は少しずつ細くなったり、
以前より弾力を感じにくくなったりすることがあります。
今回のケアパーマでは、カールをつくることだけを目的にせず、
施術の途中で毛髪強化も行いました。
エイジングにより痩せやすくなった毛髪を補強しながら、
その方の髪の状態に合わせて、
無理のない範囲で動きと立体感を加えていきます。
仕上がりのデザインだけでなく、
その先も髪型を楽しんでいただくために、
髪の土台へ目を向けることも大切にしています。
ご自宅でも、自分で楽しめるスタイルへ。
仕上げでは、ご自宅での再現性を大切にしました。
サロンで格好よく仕上がっても、
翌日からご自身で扱えなければ、髪型を楽しむ時間は長く続きません。
今回は軽めのオイルインジェリーを使い、
カールを握るように馴染ませるだけの、
シンプルなスタイリング方法をお伝えしました。
ご来店を重ねる中で、
スタイリングにも少しずつ慣れてこられたお客様。
初めは難しく感じていたことも、
続けるうちに自然とご自身のものになっていきます。
髪型をつくるだけでなく、ご自宅で扱えるようになるまで一緒に考えること。
それもRelieveが大切にしていることの一つです。
Relieve Perspective
年齢を重ねると、つい、
「手間の掛からない髪型で」
「いつもと同じで」
という選択が増えていくことがあります。
もちろん、安心できる定番のスタイルも大切です。
けれど、年齢を理由に、
髪型の楽しみまで小さくする必要はないとRelieveでは考えています。
若く見せるためではなく、今の自分に似合うスタイルを楽しむこと。
これまでの定番を否定するのではなく、
そこへ少しだけ新しい動きや質感を加えてみること。
その小さな変化が、その人らしい清潔感や、
自然な自信につながっていくこともあります。
一人ひとりが、それぞれの「個」としてのブランド。
髪を通して、その魅力を今より少し磨き、また次のスタイルを楽しんでいただく。
Relieveでは、年齢を重ねるほどに広がっていく髪型の選択肢を、
これからも大切にご提案していきたいと考えています。
その積み重ねが、鏡を見るたびの小さな喜びへと、そっとつながっていく。
そして、
「また来る日が少し楽しみになる。」
そんな時間を、髪を通してお届けできれば嬉しく思います。






