お客様ビフォーアフター

2026-02-22 21:30:00

小さな頃から見守ってきた彼へ。大学院進学という節目に託されたカット。

久しぶりに、扉を開けてくれた彼。

 

小さな頃から、長い時間を共にしてきたお客様です。

時には、一緒にスノーボードへ出かけたこともある、思い入れの深い存在。

 

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今では立派に一人暮らしをし、遠方で生活をしている大学生。

この春からは大学院へ進学するとのこと。

 

その大切な節目に、また選んでもらえたこと。

それだけで胸がいっぱいになります。

 

 

 

 

■ Before

 

 

久しぶりに触れた髪。

 

正直に言えば、驚きがありました。

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・カットラインが不均一

・本来入れるべきでない箇所への過度な梳き

・毛先の厚みと軽さのバランスの崩れ

 

おそらく、日頃は近くのサロンで間に合わせていたのでしょう。

 

遠方に住んでいれば、それは当然のことです。

 

他店の事を、中傷したい訳ではありません。

 

同業者として、目の前のお客様のことを、

 

もう少し大切に扱って欲しいと願う気持ちが募ります。

 

 

けれど――

 

長年見てきたからこそ分かる、彼本来のポテンシャル。

だからこそ、少しでも立て直したいという想いが自然と湧き上がりました。

 

自分の子供の髪を整えるような感覚で。

 

 

 

 

■ 今回の再設計

 

 

今回のテーマは

「崩れた構造の修復」と「未来を見据えた再構築」

 

✔ 不均一なカットラインの修正

✔ 不要な削ぎによる空洞部分のバランス補正

✔ 後頭部の丸みを再設計

✔ 横顔と後ろ姿のシルエットを再調整

 

単に短く整えるのではなく、

“積み重ねられるベース”を作ること。

 

これから大学院へ進み、研究に没頭する日々が始まる。

だからこそ、扱いやすく、清潔感が持続する設計に。

 

 

 

 

■ After

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整ったシルエット。

 

毛流れが自然に揃い、

無理に作らなくても形になる状態へ。

 

若さは、年齢ではなく“整い方”で決まります。

 

彼の目指す未来にふさわしい、

知性と清潔感を兼ね備えた印象へ。

 

 

 

長い年月を経ても、

「節目にはお願いしたい」と思ってもらえること。

 

それは美容師として、これ以上ない喜びです。

 

どこに住んでいても、

どんな立場になっても。

 

帰ってこられる場所でありたい。

 

大学院進学、本当におめでとう。

 

また成長した姿で会える日を、楽しみにしています。

 

Relieveの
想い